彼岸

こんばんは。 個別指導base 山城です。

来週の23日は秋分の日でお休みです。明日が彼岸の入りと

いうことで今回は「彼岸」について少し調べてみました。

彼岸とは雑節の一つで春分・秋分を中日とし、前後各3日を

合わせた各7日間(1年で計14日間)をいいます。

仏教では生死の海を渡って到達する悟りの世界を彼岸といい、

その反対側の私たちがいる迷いや煩悩に満ちた世界を此岸といいます。

そして彼岸は西に此岸は東にあるとされ、太陽が真東から昇って

真西に沈む春分・秋分は彼岸と此岸がもっとも通じやすくなると考えられ、

先祖供養が行われるようになったとのことです。(だから、お墓参りなのですね。)

 

お彼岸といえば、お供え物の「ぼたもち」や「おはぎ」が定番ですね。

「ぼたもち」と「おはぎ」は基本的には同じものですが、風情を盛り込み、季節で

違う呼び名とされたのです。

春に咲く牡丹の花にちなみ、春は「ぼたもち」といい、「牡丹餅」と書きます。

秋は萩の花にちなんで「おはぎ」といい、「御萩」と書きます。

 

このごろの異常気象で季節感も少し微妙となってきていますが、「暑さ寒さも彼岸まで」

確実に涼しくなってきているのは事実です。