異次元世界旅行

個別指導base守山第二校 吉村です。

 

お盆休みも終え、ご両親の実家を訪れたり、どこか旅行に行かれたりした方も多いのではないでしょうか。夏休みの醍醐味も終えたところで、残すところ約二週間。そろそろ生活習慣を改めて来るべく二学期に備えてもらいたいと思います。

 

そして、クドいようですが、夏休みの宿題は終えていますか。

各教科のワークや問題集は順調でも、自由研究や読書感想文を後回しにしている方が、まま居られるようです。

普段から読書をしないと活字を追うのはなかなかどうして時間がかかってしまうものです。いまだに題材となる本を決めかねていて、出来ればページ数の少ない本はないものかなぁ…と頭を抱えているそんなあなたに!

 

日本のSF御三家の一人とも言われている星新一の作品を選んでみてはいかがでしょうか。

SFというと、スター・ウォーズのように大きな宇宙船が出てきて、めくるめく戦いを描いた冒険活劇を思い浮かべる方もいらっしゃる方もおられるかもしれませんが、彼の作品はそんなことはありません。

日常の中の非日常。少し不思議な世界をほのぼのとした描写で描かれている作品が多いです。

そして何より、作品の大半が短編ということです。現在、簡単に手に入る彼の文庫本はほぼ短編集ばかりです。

SFを母体にしてはいるものの中には、夏にぴったりのホラーの要素があったり、サスペンスであったり、素敵なラブロマンスがあったりと、一冊で盛りだくさんのお話を楽しめます。きっと心に残る一遍や感想文を書きやすい一遍も見つかると思います。

 

興味が出れば、他にも色々な作家の方々が難解なSF作品を書かれているので、夏休みどこにもお出かけ出来なかった方は、ボリュームたっぷりのSF小説で、時空を超えた異次元の世界や、スーパーコンピューターの電子の海に旅立ってみてはいかがでしょうか。