はだしのゲン

こんにちは。個別指導base 山城です。

 

皆さんは生きる力を伝える少年漫画「はだしのゲン」はご存知でしょうか。

おそらく知っている方は多いと思います。

物語は、広島に住む国民学校2年生の主人公、中岡元が1945年8月6日に

投下された原爆で父、姉、弟の3人を亡くしながらも、たくましく生きる姿を

描いています。子どもたちに身近な漫画で広島の原爆を描き、読み継がれてきた

「はだしのゲン」。原爆絵図のリアルさなどが強調されますが、繰り返し描かれるのは

「麦のようにたくましく生きろ」とのメッセージなのです。

(麦は寒い冬に芽を出し、麦踏みで何度も踏まれて大地にしっかりと根を張り、

やがて豊かな穂を実らせる)

 

日本人(40歳まで)の戦争観に影響を与える漫画、アニメ、映画の中では

「火垂るの墓」と「ゲン」が群を抜いて多かったとのことです。

世界でも20以上の国で翻訳されています。

読んでいない方は是非一度読んでほしいと思います。

 

ちなみに名前の「元」は元素、元気の意味。

戦争と原爆を二度と許さない人間になるために「人間の元素になれ」との

思いが込められているそうです。