おまわりさんの日

個別指導baseの柴田です。

早速ですが、子どものなりたい職業ランキング男の子編で上位に入る「おまわりさん(警察官)」。最近でこそスポーツ選手などにおされ気味ではありますが、公務員と共に根強い人気は健在ですよね。

今日6月17日は、おまわりさんの日です。1874(明治7)年に、巡査制度が誕生し、同じ年に東京で交番制度も誕生しました。当時の交番には建物がなく、3人1組の当番員が特定の場所に出向き、100歩の範囲内で歩きながら立番を1時間ずつしていたことから、「交替で番をする所」という意味で「交番所」と呼ばれていたそうです。明治14年から交番の建物が建てられ「派出所」に、そして、平成6年に正式に「交番」という名で統一されたとのことです。

年々悪質な犯罪が増加する中、警察庁が行った国民調査の「今後強化してほしい活動」という項目では62%あまりの人が「パトロール」と回答したと言います。外に出て地域のパトロールに向かうということは、交番内に誰もいなくなることが多くなる・・・結果、「空き交番」が増えます。現に、私の住んでいる家の近くの交番も、そのような状況です。

地域を巡回パトロールすることと交番に駐在することの両立は、限られた人員のなかでは相矛盾する問題になりますが、何か対応策を講じてほしいなというのが率直な思いです。

最近は、警察官(おまわりさん)の不祥事、組織の弱体化、モラルの低下などもあり、人に信用されないおまわりさんも増えてきているように思います。まずは、おまわりさんの信頼回復に力を入れてほしいものですね。