計算問題に向き合う「姿勢」とは?

個別指導baseの柴田です。

皆さんが、新しい環境に飛び込んでから早や二週間。なかには修学旅行や校外学習等で、クラスメイトと親睦を深める機会もあったようで、充実した日々を過ごされていることと思います。ゴールデンウィークが過ぎれば、中学生は5月末に中間テストが実施されます。そのなかでも、数学の内容は計算問題が中心になりますので、確実に得点を取りたいですよね。

そこで今日は、計算間違いをしない方法について考えようと思います。

もちろん、人間ですから絶対に間違わない方法、なんていうものはありません。 でも間違いにくくすることは可能です。 車の運転にたとえて考えてみましょう。これも計算と同じで、絶対に事故を起こさない運転というのはありませんよね。でも、事故の起きる確率をできるだけ低くすることはできます。
それはまず、正しい「姿勢」です。 片手運転や脇見運転ではなく、両手でハンドルをにぎり、しっかり前方・後方に注意するだけで事故の確率はずいぶんと低くなるでしょう。じつは計算においても、この「姿勢」がとても大切なのです。

計算するうえでの正しい「姿勢」とは、ズバリ「文字をはっきり書く」ことと「計算の工夫」です。

「文字をはっきり書く」というのは、例えばZと2や、qと9を間違わないよう工夫をしたり、引き算と間違えないよう、”-(マイナス)”をきちんと長さをもたせて書いたりすることです。「計算の工夫」というのは、例えば代入が必要な場合に、代入が一番少なくすむ形にまで与式を変形させたり、割り算であれば約分を徹底的にしてから計算に取り掛かることを言います。これらは簡単で当たり前のことのように思うのですが、できていない生徒さんが多いので、もう一度自分の計算の「姿勢」を見つめ直してみましょう!!