豊かな表現力

 

 

個別指導base 瀬田校の加藤です。

 

「タブー」という言葉を知っていますか?

色々な意味があるようですが、私は「してはいけないこと」と理解しています。

昔、『幽遊白書』というマンガを読んだときに覚えました。

そのマンガでは、「あつい」という言葉を言ってはいけないというものがあり、

その言葉を言ったら魂をとられるというちょっと怖いものでした。

 

さすがに魂をとるというのはできませんが、教室でもタブーを作ろうと思います。

まずは、「ムリ!!」という言葉にしようと思います。

今の子たちは、簡単に「ムリ」と言いますが、なぜムリなのかをつきつめて聞いていくと

大体、「ムリ」ではなく「めんどくさい」が正しい言葉のように思います。

他にも、本来の言葉の代わりに「ムリ」を多用しているように感じます。

 

日本人なら、日本語を正しく使うようにしないと、大人になってから

話下手だなとか、表現がさびいし人だなと思われてしまいます。

 

最近、懇談をさせていただいて親御さんの話を聞いても感じたのですが、

子どもたちが正しい言葉で伝えられていない場合でも

周りがこういうことを言いたいのだろうと推測して理解してしまっていることが

多いのかなと思いました。私も授業の中で、そうしていることがあります。

 

本来、正しく伝えられていないのであれば、「ここをこうして伝えるんだよ」とか、

「この言葉よりこっちの言葉が正しいものだよ」という風に教えてあげないと

いけないんだなと思います。

 

どうしても時間短縮のため、こうでしょと決めつけて

話を聞いてしまっているように思います。

 

時間はかかりますが、大人になって自分の考えを正しく伝えられるように

なってほしいので、我慢して一つずつ直していくようにします。今までは反省です。

 

話は少しそれましたが、そのためのまず第1弾として、「ムリ」は使わせないようにします。

教室内で使ったら、「その日はジュースなし&宿題2倍」にします。

 

豊かな表現力のある大人に育ってください・・・

 

※10/18(金)~10/27(日)まで、毎日、瀬田中学校向けのテスト対策の授業を行っております。

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