受験生の変化

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9月も残りわずかになりました。9月は緊急事態宣言が解除されることもなく、ずっと発令された状態でした。一年前の緊急事態宣言時は、学校休校など非日常的な生活が続いていましたが、今回は感染防止を徹底した上で、日常的な生活を過ごすことができたように感じます。とは言いましても、コロナ感染が流行する前の生活にはまだまだ戻りそうにはありません。10月には、緊急事態宣言も解除されるようですが、今まで通り感染防止を徹底した上で、気を抜くことのないように生活していきたいと思います。

 

緊急事態宣言により、生徒の皆さんにとっては部活が完全になくなり、学校によっては分散登校などとても影響をうけているように感じます。行事の多い二学期ですが、中止や延期になることが多く、学習面や部活面、学校行事などなかなかモチベーションを持ちにくい時期が続いています。

 

そんな中でも定期テストは行われます。今までは、テスト一週間前から部活停止になることで切り替えてテスト勉強に打ち込めていた生徒も、今回は一か月部活もなかったということでテスト勉強へのスイッチの入れ方が難しかったと感じている生徒も多かったと思います。

 

それでも先週の祝日や土日には、朝から晩まで授業と自習で頑張ってくれた生徒も多かったです。特に、受験生は部活を引退してから自習に来る生徒も多く、この二学期の成績の重要性をよく理解してくれているように感じます。

 

そして、自習の内容も受験生に変化が見られます。以前は、テスト前の様子を見ていますと、自分の好きな教科や得意な教科を学習していることが多かったのですが、今回は嫌いな教科や苦手な教科に取り組んでいる生徒が増えてきているように感じます。

 

この時期は、受験生がやっと本気になってきたなと毎年感じることができます。当然、3年生のスタートからや夏休みから本気になれている生徒もいますので、この時期からでは遅いと言われるかもしれませんが、それでも本気で受験に向き合えるようになってきた受験生は素晴らしいと思います。

 

その要因は、志望校が明確になってきたからだと思います。今までは、漠然とどこどこに行きたいなという考えからここに行きたいという強い考えを持てるようになったことがポイントだと思います。

それなら志望校を早く決めてしまえばいいと思いがちですが、志望校はそんなに簡単に決められるものではありません。私自身も中学3年生の12月に志望校を決めましたので、残りの数か月は死に物狂いで努力した記憶があります。

 

本気になった受験生にとっては、ここからが本当の勝負です。入試まで残り半年をきりましたので、悔いを残さないように頑張ってもらいたいです。

 

今後とも皆様、どうぞよろしくお願い致します