鶏口となるも牛後となるなかれ

個別指導base栗東校 吉村です。

中国の故事で「鶏口となるも牛後となるなかれ」という言葉があります。
強い牛たちの集団の中でビリに入るぐらいなら、小さな鶏たちの集団でもいいからトップになれ
ぐらいの意味合いでよいでしょう。
そうすると、自信が湧いてきてどんどん前向きになれるというのです。

なので、もし「自分は人と比べると落ち込みやすいけど、前向きに色々頑張りたい」と思うなら、自分より下の人がいるグループに所属してみるのもよいでしょう。その中ではできる方になるので、確実に自信が湧いてきます。
そして、所属するグループの人たちに知識や技術を教えてあげるということもまた、とても有効です。

教えてあげると、相手は「この人はとても分かっている・できる人なんだ!」と感謝や尊敬の念を抱いたりしてくれます。教えた側も「自分ってすごくできる!」と思えるでしょう。
純粋に教えてあげるだけで、十分自信につながるのです。
また、教えることによって責任感も強まってきて、「もっと勉強しないと!」と思えるようにもなります。
更に分かりやすさを重要視すれば、普段使っているスラングや、文法が無茶苦茶な言葉もおのずと減ってくるかと思います。
より正しい文章を意識できるようになっていくでしょう。

日常生活で何かちょっと学んだら人に教えてあげる、というのを心がけることです。
具体的には、友達や家族に話してみる、SNSに書いてみる、などですね。
繰り返すことで勉強へのやる気もアップし、成績や成果も上がっていきますよ。