勉強の効率を下げる3つの原因

 
勉強を進めていく上で勉強量は非常に重要です。どんなに勉強が得意な人でも、1日に1ページしか進められなければ、学習できる範囲が限られてしまい、結果には繋がりません。
 
実際、思うように成果が出ない原因が、勉強の『量』にあることも多いです。勉強の効率が悪いために量がこなせず、テスト範囲を全て復習できなかったり、復習の回数が少なくなったりするためです。
 
もしあなたが「頑張ってるはずなのに結果が・・・」と感じているならば、その原因は勉強の量(効率)にあるのかもしれません。
勉強の量をこなせない原因には、いくつかのパターンがあります。今回その中で代表的な「あるある」を紹介したいと思います。
 
 
1.暗記系の問題で悩みすぎる
 
理科や社会の問題には、用語や人物名を答える問題が多いと思います。
問題によっては思い出せないものもあるかと思います。
そんなときに「うーん…」と長い時間悩んでしまう人がいます。
 
しかしそれは時間をただ消費しているだけです。
用語や人物を問う問題は「覚えているか、覚えていないか」なので、覚えていないものはまず思い出せません。
なので仕方がないと開き直って次の問題に進むか、もう一度答えを覚え直す方が圧倒的に早いです。
 
悩むのはテストの時だけにしましょう。
勉強するときは悩まずテンポよく量をこなしていきましょう。
 
 
2.難しい問題に時間をかけすぎる
 
提出物や問題集をやっていると、難しい問題に当たるときがあると思います。
頑張って解こうとして、20分も30分もかけてしまった…。しかも結局解けなかった…。という話をよく聞きます。
 
難しい問題にチャレンジするのは大切です。しかし時間をかけすぎるのは注意しなければなりません。
難しくてわからない場合は、後回しにして自分が今できるところを全てやりきりましょう
 
できるところを全て終えて、余裕があったら難しい問題にチャレンジする方がいいです。
難しい問題をやるときには、自分で考えすぎず誰かに聞くか、解説を見てあまり時間をかけないようにしましょう。
 
解いた後、「同じような問題があれば解けそうかどうか」を考えます。頑張ったらできそうな問題なら、同じような問題に取り組む価値はあります。しかし解けなさそうなら、今その問題に時間をかける必要はあまりありません。問題が難しすぎたと考えましょう。
 
それよりももう少し難易度を下げて、「確実に解ける問題」を増やしていきましょう。その方が量をこなせて、範囲も広く学習できるので、勉強の効率は上がります。
この考え方はテストや入試でも同じなので、ぜひとも覚えておいてもらいたいです。
 
 
3.キレイすぎるノート
 
キレイなノートは見ていて気持ちがいいです。しかしキレイに見せることを意識するあまり、字を書くのがあまりにもゆっくりだったり、マーカーペンでカラフルにしてしまう人は注意が必要です。
 
ノートをキレイにする理由は、見返したときに自分が思い出せるように、参考にできるようにしておくためです。なので必要以上にキレイにしないようにしましょう。
 
キレイにしすぎることで時間を消費してしまっては、肝心の勉強が進まず、意味がありません。ノートはあくまでも勉強の手助けをしてくれる道具です。
 
大切なのは少しでも多くの範囲を勉強し、理解することです。
丁寧さとスピードのバランスを、改めて見直してみましょう。
 
以上が勉強の効率が悪い『あるある』です。
もし自分に当てはまるものがあれば、勉強のやり方に改善の余地があると思います。
ぜひとも見直してみてください。