記述式の多さ

 

 秋も本番となってきました。

朝晩の寒暖差が激しいので、皆さんくれぐれも体調には気を付けて下さいね。

 さて、中学三年生の生徒さんは、ここから受験モードとなりますね。

テストも増え、一喜一憂している生徒さんをよく見かけます。

結果も大事ですが、何を間違えたかを確認して、修正することがこの時期は大事になります。

 

 先日、滋賀県の第1回V模試が行われました。

みんなの第一声は、

‟記述式が多かった・・・”

‟記号が少なかった・・・”

が一番多かったです。

私も問題を確認しましたが、確かに記号の回答が減り、記述式がほとんどでした。

 

国語や英語の記述式が多いのは普通ですが、やはり、理・社の問題を

記述式で答えさせる問題が増えていました。

 

ただ、結論からいうと簡単です。

国語のように考えさせる記述式は、非常に少ないです。

一問一答に慣れてしまっているので、苦手意識を持ってしまいますが、

(私たちもイメージ的に難しく感じてしまいます)

基本的な文章力があれば大丈夫です。

基本的には、2つないしは3つのキーワードをいれて、

文章を作り論理的に説明することがポイントになります。

キーワードは一問一答の答えと同じになります。

論理的にと言えば難しく聞こえますが、

~~~だから、~~~になる。

~~~なので、~~~が増えた。

など、接続詞を1つ入れればうまくまとめられます。少しアレンジすると

~~~影響で、~~~になった。

~~~が起こったので、~~~が増えた。

のように原因と結果をうまく当てはめる事が出来る文章になります。

対策としては、理科も社会も普段から、

なぜそうなったのか?

なにが原因なのか?

のような流れや原因を意識して勉強することが大事になります。

 

 11月に第2回のV模試があります。

滋賀県の公立高校入試は、記述式が増える傾向にあります。

普段の勉強のやり方を少し変えて、準備していけばそんなに恐れるものではないと思います。

中1・中2の皆さんは、ただ暗記するのではなく、なぜなのかという意識を持って

今の内から取り組んでもらいたいと思います。