他人の世界を、うらやんでいても仕方ない、自分の世界は、自分で変えなければ
今回はあまり勉強とは関係ありませんが、滋賀県の風景と農業の話を少ししたいと思います。
この時期の滋賀県は、麦が実った黄金色の畑がひろがり、田植えが行われた田園風景が特徴です。私も滋賀に移り住んで十数年が経ちますが、毎年この風景を見ることを楽しみにしています。
ここ数年、滋賀県の人口が増えたことにより、少しずつ風景が変わってきています。
塾にとって若い世代の人口が増えるのはとても嬉しいことですが、開発が進み楽しみにしている風景が減ってきています。
残念ではありますが、時代の流れもありますので複雑な心境です。
この前の入試対策でも少し出てきましたが、日本の食糧自給率は100%を大幅に下回り、年々減少傾向にあります。
農業をしている人も高齢化がどんどん進んでいるようです。
ただ、国の自給率や第一次産業というのは非常に大事な部分で、今のままでは子供たちが大人になったとき非常に危険な状態になってしまいます。
農家の方に聞けば、仕事はきついし、収入も安定しない、海外からの農産物も安く輸入されるので、続けていくのは非常に困難な時代になっているようです。
このような状況を今の時代で解決出来るように努力することは当たり前だと思いますが、塾生の皆さんを含めた多くの子供たちが勉強をして、いろいろな技術を開発して、自然と共存できるシステムを作ってくれることを心より期待しています。
小・中学生の皆さんには、ただ勉強するのではなく、いろいろなことに興味を持ち、いろいろな分野にチャレンジしてもらいたいと思います。