アドリブ力

個別指導base野洲校 吉村です。

 

いよいよ高校入試が目と鼻の先まできてしまったようです。特に特色・推薦、そして私立高校の試験まで一カ月をきりました。

学力テストを頑張ってもらうのは当然ですが、上記の試験と切っても切れない関係にあるのが小論文や面接といった試験です。

普段のテスト等にはないものなので、皆さんそんなに経験がなく今から準備をすすめてくれていることと思います。

もちろん学校の方でもそうした練習はしてくれていると思います。大体どのようなテーマで小論文を書くのか、また面接官の先生はどのような質問をするのか。

練習はもちろん大事です。面接官からの質問にはハキハキと答えられことに越したことはありません。

 

し・か・し・な・が・ら!

皆さんが面接の練習をしているのと同様に他の受験生たちも同じことをしています。そして、練習をしているので大体皆さん受け答えはできることでしょう。

 

問題は想定していなかった質問に対してどれだけ答えられるかということです。

なまじ面接の練習を繰り返し答える内容をほぼ暗記してしまって安心してしまい、その他のことに対しては何も考えておらず頭が真っ白になって何も答えられないということも、中にはあるようです。

 

諸論文ではまだ、与えられた時間配分は自分のペースで使うことができますが、面接となるとその場、その場の瞬間はどうしても面接官のペースに合わせていくことになってしまいます。質問に対して答えられず沈黙が続くのは避けたいですよね。

 

緊張さえしていなければ考えてきたことを答えるのはそんなに難しいことではありません。まったく予想していなかったことにどれだけアドリブで答えられるかがポイントになってくるかもしれませんね。

そうした場合は無理に立派なことを言う必要はありません。意味がわかなければキチンと面接官に聞きなおしてから答えましょう。本当の自分をさらけ出しつつ、自分のアピールポイントを伝えられるよう普段の生活から感性を研ぎ澄ますようにしておきましょう。