油断大敵!飛んで火に入る夏の虫

個別指導base守山第二校 吉村です。

 

さて、ついに期末テストを終えたわけですが、今回テスト前に体調を崩されて満足にテスト対策が出来なかった方たちが例年より多かったようです。

聞くところによると、先月にインフルエンザにかかった方もおられたとか。なんでも近年夏場でもインフルエンザにかかってしまう人が増加しているそうです。

「こんな時期にインフルエンザ?」と思われるかもしれません。実際、私も思いました。冬場の寒くて乾燥した時期に流行するイメージが強いですからね。

しかし東南アジアなどの熱帯地方では年中インフルエンザにかかる人が多いらしく、近年グローバル化が進み、そうした病原菌が日本にも入りやすい環境ができてしまっていることが一つの要因だそうです。

加えて、普通の病原菌、例えば流行性耳下腺炎、俗称おたふくかぜを引き起こすムンプスウィルスなどは感染すると、体の中に対抗ができるため、その後はおたふくかぜを発症することはありません。つまりおたふくかぜは、一度かかればその後はかからないということです。しかし、インフルエンザウィルスというものは日々、変異していき毎年、人間の免疫力というシステムをすり抜けて猛威をふるっているわけです。

つまり、突然変異でこの時期の環境でも耐えられるようになってしまえばこれから先の7・8月にだって流行してしまう可能性だってあるわけです…

ただでさえ暑い中、更に高熱でうなされるのは大変厳しいものがありますし、特に受験生の方たちは来る受験シーズンには少なくとも今より感染してしまう可能性はグンとあがってしまいます。忘れがちになってしまいますが、冬場だけでなく常日頃から予防をこころがけるようにしていきましょう。

 

ところで、予防といえばうがいが大切ですが、それよりもっと効果があるのが「鼻うがい」です。要は鼻から水を入れて口からだすというもの。これをすると、まず風邪はひかないとどこかで聞いたことがあります。

私も一度実践してみたことがあるのですが、結構痛い!喉の奥がむずむずとかゆくなります。特に鼻炎を持っている方はなかなかに辛いかもしれません。これを毎日するぐらいなら風邪をひいた方がマシ…と思ってしまいますが、人によっては平気な方もおられるようなので、大丈夫な方は是非お試しください。