こんばんは。個別指導base 山城です。

中間テストが終わりました。安堵も束の間、6月には期末テストです。

梅雨、真夏日、部活動の本格化と疲れもピークに達するでしょうが、

なんとか乗り切っていきましょう。応援します。

  

ある日、たまたま車で走っていると5,6回、目があった人形がありました。とぼけた顔をして立っているではありませんか。

本日は玄関先や店先で皆さんも一度は見たことのある地元滋賀の「信楽焼の狸」の置き物について。

調べてみるとなんと隅々まで意味が込められていたのです。

一見、単なる人形のようですが、実はさまざまな祈りが。左手に持った徳利は「徳を得る」という意味。

その徳利に書かれた「八」という字は末広がりで明るい未来を意味するとのこと。

右手の「大福帳」は人を信じて商売をするという深い意味が。頭にかぶった笠は、災難除けなのです。

さらに世の中の動きをはっきり見るための大きく見開いた目。お腹は度量の大きさを表します。

そして太い尻尾は、浮かれず地に足をつけて仕事をしなさいということ。股間に下がった大きな玉は

もちろん金運を表しているのです。名前も「たぬき」は「他を抜く」という語呂合わせ。

どこをとっても縁起がいいですし、競争に勝てそうですね。その狸のとぼけた表情の裏には

多くの効力が秘められていたのです。

 

機会があれば、焼き物にも興味があるので狸のふる里「信楽」に出かけたいと思いました。