「忘れる」を覚える

個別指導base守山第二校 吉村です。

 

新年度が始まって半月ほど経ちましたが、皆さんそろそろ新生活にも慣れてきた頃でしょうか。中学校に入学された方にとっては、クラブ活動やいきなりの実力テストで中々大変な生活だったことでしょうし、小学校に入学された方は、ここ一週間ほとんど雨が降っていましたから、慣れない重たいランドセルを背負って傘をさしてフラフラになりながらの登下校だったのではないでしょうか。大変お疲れ様でございました。

 

しかし、そういった辛い出来事も「喉元過ぎれば熱さを忘れる」というだけあって時間が解決してくれます。先週の日記にも書いたことですが、教訓を忘れてしまうのも人間の特徴です。

誰しも、心機一転、一生懸命頑張ろうと思っていても何かと誘惑に負けてしまうことだってあります。もちろん単発的にみればよくないことではあるのですが、辛いことを忘れてしまうというのは人間の能力の一つです。

自身の怠惰からくる辛いこと以外のもの、例えば好きな子にフラれてしまったりであるだとか、財布を落としてしまったりだとか、そういう辛い出来事をいつまでも心にとどめていたら、それこそ落ち込み続けていってしまいます。

この辛いことを忘れてしまうという能力は一長一短。これかもずっと付きまとってくるものですから、上手く付き合って生活していくことを目指しましょう。