それは出来る、それをやる、まず決断せよ、それからその方法を見つけるんだ
こんにちは。個別指導base 山城です。
今年は未年。羊は毛、肉、皮など用途が広く、私達の暮らしに
入り込んでいる家畜です。
皮・・・バッグや敷物 肉・・・ジンギスカン 毛・・・衣類や寝具
乳・・・ヨーグルトやチーズ 腸・・・ソーセージの皮やテニスラケットのガット
毛脂・・・石鹸や化粧品 血液・・・医学検査、薬の原料
羊と人間との関わりは長く、約1万年前に家畜化され、その始まりは
中央アジアやヨーロッパ南部とみられています。現在ではほぼ世界中で
飼われていて1000種以上の品種がいるそうです。
羊は従順な性質から弱いものの代名詞に扱われますが、牧畜社会では
財産でもありました。
漢字では、「美」「義」などに羊が使われています。また、「羊頭狗肉」という
四字熟語もあります。
よく眠れない時は「羊が一匹、羊が二匹・・・」と数えると眠れると聞きますが、なぜ?
単調な作業の繰り返しがリラックスした際などに出るアルファ波をもたらす、
英語の「スリープ」(眠る)と「シープ」(羊)をかけた、など諸説あるようです。
多湿や蚊の多さで羊の飼育は日本の風土には合わなかったようですが、
オセアニアが羊毛生産の4分の1を占めているそうです。
ちなみに羊=オーストラリアのイメージが強いですが、
飼育数、羊毛生産量ともに中国が1位です。(オーストラリアが2位)
ウール消費は日本が3位。日本人はウール好き。