できる人の勉強法&年末に際してのご挨拶

こんにちは。個別指導守山校の小西です。

素晴らしい生徒様に感謝

守山校で先日、中2のキッズが「10年後先生と食事したい!その時の俺を見てくれ!」といってくれました。
この生徒は、本当に素直で純粋で、(実は繊細で)毎日、「何か変えたい」想いとの葛藤の中で、
周りの大人がそれにシンクロするのではなく、ことごとく、メンタルのサポートを怠ってきたのだと私は見抜いています。
彼自身も告白してくれました、「大人は信用できない。特に安易に大丈夫という人ほど」と。

そんな彼が、私に心を開き、上記のような言葉を自ら発してくれることは、非常に嬉しいですし、
彼には再三伝えていますが、その彼の人生を左右する付託を受けている以上、生半可な指導はしないと。
「責任を持ち切る」と。「オレが大丈夫のラインに導く」と!
その変わり約束や!「今日から俺、無理やわ!」は禁句。
「いつか~をやってみたい」=永遠にやらないと同義語ということを肝に命じること。
「やってやれないことはないでしょ。」

また、小5の女の子はいつも明るく、「お願いします!」と入室し、退室する際は「ありがとうございます!」と明るく、笑顔で
私に声をかけてくれる。「礼に始まり礼に終わる。」
大人こそ見習うべき。ご家庭で礼節等のご指導をきちんとされていることは自明です。
私も襟を正して、学ばせていただきます。

「何度暗記しても覚えられません」って何度やったわけ?

最近、中1、中2の生徒には特に次回の実力テストの有効な勉強方法として、「スパイラル暗記法」を提唱しています。
端的に申しますと、「最初は浅く、反復しながら深く」「回転数が増えれば、都度メンテを入れること」
殊更、次回の実力テストは年明け6日、7日に実施されます。
中1・中2のキッズには一回転目を少なくとも年末までに完遂。
年末年始の休みの時に2~3回転目、そして、1月5日(日)の「実力テスト対策(守山校で実施)」で4~5回転目⇒定着⇒点数UP
という「シナリオ」を声高に指導しています。やみくもに同じ単語を100語書いても、間違いなく、数日後には忘れます。逆に、回転数を増やす、短期間で復習サイクルを刻むと確実に「定着」します。これは脳科学的に実証されています。反復の差は歴然として差がつきます。


一見、この学習法は時間を要すると思われがちですが、少し苦労するのは一回転目のみ。二回転目以降は脳のどこかに記憶の断片が残っている
ので、「あーここやったことある!けれども…」という感覚が芽生え始め、「定着」にかなり近づいていきます。
三回転目に入ると、もはや、「スピード」が出ますから、5教科”さらっと”反復学習でき、直前は冬課題のテキストやプリントの「位置」まで把握できる感覚
に入ります。「あーこの問題…確かこの右側の下らへんにあった問題やった」という感覚。

結論:『じっくり1回ではなく、スパイラル方式でささっと10回?やって理解を深める』
『年末年始も回転を入れること、ブランクがあればリカバリーするのに、また、時間がかかる』
『スパイラル学習法は時間はかからず、定着し、実力テスト以降も将来の入試にも記憶に粘りつき、役立つ』

『エビングハウスの忘却曲線』 20分後には42%忘れ、1時間後には56%忘れ、1日後には74%忘れる。⇒スパイラルを入れれば定着しやすい!

 

 

    

   

 

ご挨拶

いつも大変お世話になっております。
個別指導base守山校責任者の小西です。
早いもので、年末のご挨拶をさせて頂く時期となりました。
皆様におかれましてはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。 
本年は11月から『本来の塾のあるべき姿・使命』を追求すべく新体制で臨んでおりましたが、

お子様、保護者様の多くのあたたかい励ましのお声、ご信託をいただき、

そして、私の「指導方針」へのご共感・ご共鳴をいただき厚く御礼申し上げます。
来年も更なる発展、飛躍に向けて、
より一層の努力をし、より一層のご支援を賜りますよう、
守山校職員一同、心よりお願い申し上げます。

尚、当社の年末年始の休業期間は下記の通りです。

〔年末年始休業期間〕 12月29日(日)~1月5日(日)

新年は1月6日(月)より通常授業を開始いたします。

*受験生で正月特訓受講生は3日、4日の両日とも①9:00~13:00 ②14:00~18:00で授業を実施いたします。
(すでに対象の生徒様にはご連絡済です)

*守山南中、栗東西中の1年・2年生は1月5日(日)に6日、7日の「冬課題考査(実力テスト)対策」を実施いたします。
(こちらもすでに周知済みですが、①9:00~11:00 ②13:00~15:00 ③16:00~18:00)
上記にも記載しましたが、「人間は30分前に学習したことは40%は忘れます」ですからここで、最終確認の反復を入れるのです。

*参考になるか知りませんが、偏差値28だった私がわずか3ヶ月で偏差値70超の一番の要因となった単語帳を添付しておきます。100回転は回しました。今でも忘れていません。ご覧のとおり、経年劣化を差し引いてもボロボロです。

*中3受験生には意図・目的を明確にした宿題を「納期」←もう守山では定着してますね。。。を決めて日割りで山ほど出しています。しかし、皆、「意図」がわかっているから嫌な顔一つしません。「数学の大問1を取りに行く!」「理科の国語か?の記述を点から線に結びつけ部分点でも取りに行く!」「国語・英語の書き抜きから要点を見つけ出す力、適切にまとめる力を短期間で身につける!」「社会の資料・図・グラフと友達になる!知識を図表とリンクさせる!」等々 生徒面談や三者懇談でもう皆、短期戦では「受験は戦略」であることをわかっていただいている。 あとは、「小西特講」で完結へ。。。 県立守山中受験具生達は私が着任してから、適正を中心に演習量がとんでもなく、また、質も間違いなく、本番より格段に上。そして、午前、午後ともう何度もこちらも本番より厳しい私の面接特訓には中学生は舌を巻いてます。間違いなく、本番いくら緊張しようが、ゆとりをもって挑めるでしょう!年末年始は必ず適正と面接特訓でのアドバイスを復習するように。

時節柄、ご多忙のことと存じます。
くれぐれもご自愛のほどお祈り申し上げます。
来年も相変わらずのご愛顧をお願い申し上げて、
歳末のご挨拶とさせて頂きます。