伝える

個別指導base 守山第二校 吉村

台風のニュースが連日テレビで流れています。気になるのは、ニュースキャスターが話す「非常に強い台風○○号が・・・」という表現です。気象庁が、最大風速によって分類している言い方ですが、とても分かりにくい気がします。同じ自然災害でも、地震は中学校の理科の教科書でバッチリ勉強をするので、震度やマグニチュードなどがニュースで報道されてもイメージがしやすい。具体的に数字で発表されるので、大体の被害も想像がつきます。もし、学校の通知票で、「少し賢い」と書いてあっても困ります。正確に自分の得意不得意を把握出来ないし、これから何をするべきかが見えてきません。台風についても同じで、大きさ・強さに関してもう少し工夫して分類したほうが良いと思います。伝わりません。警戒の仕方はそれぞれですが、まずは伝えるということが大事です。テストの答案用紙もそうです。採点者に伝える気がない雑な文字はバツになっても文句は言えません。テストは作成者・採点者との紙の上での対話ですから、伝えることが大事です。字が綺麗汚いの問題ではなく、他人が読むという意識を持って丁寧に書きましょう。