なぜ?なぜ?

 

夏休みも明日から始まります。

皆さん、楽しい夏休みはどう過ごす予定でしょうか?

 

コロナの影響で、あまり予定を立てていない方もいると思いますが、

いろいろ自分で考えて、工夫して楽しんでみて下さいね。

自分が楽しむと、どんなことも楽しくなると思いますよ。

 

勉強に遊びにいろいろ考えて、長い夏休みを楽しんで下さいね。

 

そこで、今日は考えるという話をしたいと思います。

 

❝ 人間は、考える葦である ❞

 

有名な言葉なので、聞いたことがある人もいるかもしれません。

パスカルの言葉で、

人間は葦のように弱い存在であるが、考えることができる存在である。

と解釈されます。

 

人間というのは考えることで、進化してきたといっても過言ではありません。

 

幼児の時は、いろいろなことを両親に確認したりします。

先日、5歳の息子と散歩をしていると、

これは何? これは何?

と指をさして、よく質問されました。

ひとつひとつ説明していくと、とても満足してくれます。

たしかに、幼児は語彙力をどんどん増やしていくので、親もびっくりすることがあります。

 

小学生になるにつれて、いろいろな感情が発達していき、

何で?何で?

と質問することが減っていきます。

たしかに恥ずかしいことかもしれません。

 

ただ、知らない事を質問することは、とても大事な力になります。

また、与えられた情報に対して疑問を持つ、考えるということも非常に重要です。

 

今の時代は、情報があふれています。

子供のころから、スマホやパソコンでネットを利用することできます。

そこには情報があふれています。

その中で、真実もあれば、うその情報もあります。

また、人によっては正しくても、人によっては正しくない情報も含まれます。

このように今の世の中では、自分で考えることが重要になります。

 

まず、自分で考える。

 

次に、不思議な事やしっくりしないことを考えてみる。

 

そして、わからないことがあれば、複数の人に聞いてみる。

 

最後に、もう一度自分で考えてみる。

 

子供のころは、好奇心が旺盛でいろいろなことに疑問を持ちます。

成長するにつれて、普通や常識に捉われていきます。

なぜ?なぜ?は、好奇心の表れであり、成長のチャンスだと思います。

いろいろなことに興味を持ち、もっともっと、なぜ?なぜ?

を頭の中で連発して欲しいと思います。

 

せっかくの夏休み。

時間もたっぷり。

自分の中でのなぜ?なぜ?を増やして、

いろいろ考えたり、行動したりしてみて下さい。

きっと、成長に繋がると思います。