夏の暑さは和らぎ、涼しさを感じる季節になってきました。
涼しくなるだけで気分は良くなりますね。
ただ、季節の変わり目は体調を崩しやすいので注意が必要です。
さて、今回タイトルに「人や周り(環境)のせいにしても何も変わらない」と書かせていただきました。
みなさん、何かうまくいかないとき、つい人や周りのせいにしてしまうことってありませんか?
例えば、学校のテストの点数がなかなか上がらないとき、
「もっとクラスが静かだったら集中して授業が聞けるのに…」とか、
「先生がもっとわかりやすく教えてくれれば、もっと集中して聞けるのに…」とか、
「部活動の疲れがなければもっと授業に集中できるのに…」とか。
『人や周りのせいにするなんていけない』と分かっていても、ついそんな考えが思い浮かんでしまいます。
これは子ども・大人、関係なく、自分を守るためにそういう思考が働いてしまうのです。
ではなぜ、人や周りのせいにするのがよくないことなのでしょうか?
それは、人や周りが変わってくれることはほとんどなく、自分が変わる方が圧倒的に早いからです。
先ほどの例でいうと、クラスが勝手に静かになったり、先生の教え方が急にわかりやすくなったり、部活動が楽な練習メニューになったりすることは、まずありません。
もしかしたら奇跡的に変わってくれることはあるかもしれませんが、そんな奇跡的な確率に人生の貴重な時間を賭けてしまうのは、あまりにも危険です。
つまり、人や周りが変わるより、自分が変わる方がずーーーっと早いのです。
ではどうすれば自分が変われるのか、というのが今回の本題です。
ある本に書いてあったのですが、「周りのもの、全て対して○をつけてみる」というものです。
というのも、先ほどの例では
× クラスの雰囲気がダメ
× 先生の教え方がダメ
× 部活動がつらすぎる
と、全てに対して×をつけていましたよね?そうではなく、
○ 活気のあるクラス、意見交換しやすいクラス、集中する訓練ができる
○ 先生は自分で考える必要性を教えてくれる、予習・復習の必要性を教えてくれる
○ 部活動は疲れるまで頑張れている、勉強も部活動もどちらも精いっぱいできる
と、理由はなんでもいいのです。まずは全てに○をつけてみる。
そうすると、周りは気にならず「じゃあ自分はどうしようか?」という考えになるはずです。
これは人生のどの場面でも使える考え方です。
ぜひともあなたの周り、全てに○をつけてみてください。